初めての文字彫刻記録
初めて文字彫刻したときの画像が残っています。
とても恥ずかしい、出来ればお見せしたくない画像ですが、ブログに掲載します。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
ひどい彫刻
これは、私が初めて文字彫刻したものです。
もう30年以上昔になるかな。。。

いや~恥ずかしい。
これはホントにひどい。
ていくか、途中だよね。
完成してない。。。(^_^;)
父に「文字彫刻してみろ」と言われて、
初めて彫ってみた文字の写真です。
いや~ひどい酷い(^_^;)
ちなみに、現在建っている石碑の裏文字ですが、代金頂いて建てたものではなく、無償で建てたものです。詳しくは言えませんが。
この記念碑、表側の文字は父が彫刻しております。こちらは素晴らしい彫刻です。
見事な彫刻
対して、
私が昔まだ、彫刻のコツがわからなくて、
いろいろ悩んでいたころ、文字彫る前に必ず
見に行っていた文字彫刻です。
玄武岩で柔らかい石ですが、
非常に手間かけて、底も手加工で「さらえて」あります。

彫り方自体はいろいろ意見がありますが、
まさにプロの文字彫刻。
手間のかかった、素晴らしい文字彫刻です。
私もいつかはこれくらい、
いや、これを超える字彫をしてみたい。
そう思って、いつも見に行っていました。まだまだこれほどの文字は彫れていませんが。
彫る人によってこれほど違う
文字彫刻と言っても、これほど違うのです。素人の人が見ても、明白に違いが分かると思います。
この違いをよく理解していただきたい。
これほど違いは認識できなくても、石の選択、光沢の加工、石の加工、設置、など
全てのお墓を作る工程で、違うのです。
プロフェッショナルの仕事とプロ未満の仕事。
上の写真、父が無償で建てたので、「裏の文字ならいいだろう」という考えで残してくれたのだろうと思います。これ以降、私が文字彫刻していましたが、しばらくは必ず父が手直ししてくれていました。
ですが、とてもプロフェッショナルな文字彫刻だとは言えません。
この後、数年は父が手直ししてくれていて、お墓の文字を仕上げていましたが、数年後、父は手直しをしなくなりました。おそらく、合格点を頂けたのだと思います。
お墓の文字彫刻だけ取り上げても、プロフェッショナルの文字彫刻と素人の文字彫刻があり、それは誰の目にも明白に違います。なかなか完璧な仕事をすることは難しいのですが、少なくとも合格点以上の仕事をするのが、プロフェッショナルな仕事、だと思います。